子供が好きだから子供に関わる仕事がしたい。バイトやパートを探している。

資格や経験不要で時間も自由になる・・・そんな案件があればいいですよね。

現実にはそんな理想の仕事なんてありませんので、

いっそ自分で習い事の教室を開いちゃうのはどうでしょう。

そんなこと考えたこともないという方も、ピンときた方もぜひ最後まで読んでみてください。

教えられるものなんてない?

資格も特技も無いから子供に教えるなんて無理!というあなた。

一応得意な事はあるけど実績はないし・・・というあなたも。

あなたが小学生のころ一番苦手だった科目はなんですか?

例えば算数だっとしましょう。算数、数学、思い出したくもない!

でも小学2年生になる姪っ子が「かけざんおしえて〜」と言ってきたら教えられますよね。

ほら、得意でないどころか苦手な事でも教えられるじゃないですか。自分が普通だと思っている知識や技術も子供にとっては未知の世界、教えてくれる人はみんな先生なのです。

かけ算の九九を教えるのに数学の専門家である必要はありませんし、むしろそんな偉い人より普通のおじさんおばさんおにいさんおねえさんの方が子供にとっては親しみやすいでしょう。誰でも先生になれるのです。

学校生活に関係する事でなくていいです。今の仕事や趣味、あるいは自分が子供の時にした遊びの中から子供に教えられそうな事がないか思い出してみてください。

具体例を出しましょう

私は「親子釣り教室」を開いています。

一応魚釣りは趣味ですが年に数回お台場あたりでハゼ釣りする程度、道具も釣具屋さんでワゴンに入って売っているような一番安い物しか持っていません。

でも他人に教えています。

一度も釣りをしたことのない人にとっては、どんな竿?長さは?糸の太さ?針の大きさ?ウキってなんでいるの?お店はどこ?エサは?で、どこに行けば釣れるの??????と知らないことばかり。

既に道具一式を持っている人からすれば当たり前の知識でも、未経験者からすればお金を出しても欲しい情報なのです。

あなたも知人から「こんど〇〇始めたいんだけどどこのお店がいいかなあ」と相談を受けて教えてあげたことがあるでしょう。それを教室で教えれば受講料をいただける=仕事になる、という仕組みです。

ではここでもう一度あなたの知識、経験から教えられそうな事を思い出してください。

私の運営するデザイン教室りねあ

具体例ついでに自己紹介させていただきます。

私は當原容一郎(とうはらよういちろう)と申します。

本職はデザイナーで、自宅で「デザイン教室りねあ」を開いています。

上の「釣り教室」は単発で時々開催していて、メインはデザイン教室です。

デザイン教室のきっかけは息子の通っていた幼稚園の園長先生とご縁があったことで、幼稚園の課外レッスンとして依頼を受けたのが始まりです。幼稚園のデザイン教室の噂を聞いた自宅近所のママさんから「うちの子こういうの大好きなんです!すっごく興味があるのですがご自宅ではやっていないのですか?!」とお話されて、それなら試しにやってみようかとなったのが自宅教室の始まりでした。

とりあえず自宅の一室に座卓と座布団を用意して、最初の生徒はその子と自分の息子、あとはネットで広告出したらすぐに申し込んでくれた子の3人だったと記憶しています。

徐々にですが生徒数も増え、今では幼稚園の課外を含めると全12クラス100人以上の教室になりました。

本職はデザイナーと申しておりますが、仕事のメインはデザイン教室になっています。デザイン教室に時間を費やしているだけではなく、言い方はよくないかもしれませんが子供と遊んでいるような仕事で楽しいだけの毎日、当然の成り行きでこちらがメインになっていたというわけです。

まあ子供相手なので体力的にキツい時もありますよ(笑)。

不人気はチャンス

では何を教えるか・・・の続きです。

みんなが求めている人気の科目(勉強・ピアノ・サッカーなど)ができればよさそうですが逆です。

勉強だったら先生の学歴は大事ですし、もし先生の子供が成績悪かったら説得力ゼロです。

ピアノなどもプロのピアニストの先生が他にもいるのに素人よりちょっとマシくらいの先生に習いたい人はいませんよね。

自分のできる事がマイナーならチャンスです。ニッチを狙います。

もう一度上の「釣り教室」の話を読んでみてください。

場所(教室)の確保

場所は自宅です。

教室用に1室空けられればベストです。

うちは狭いし古いしとても教室なんて開けない、という方も大丈夫。

狭ければ1クラスの人数を少なくすればいいのです。生徒一人だったら家庭教師のようにデスク1台でもできるでしょう。

古くてボロくても大丈夫。

生徒さんは先生のおうちに遊びに行く感覚で来てくれます。むしろ金ピカの家は親御さんからいい印象を持たれません。

不潔な所や危険な場所では困りますが、親戚や友人に上がってもらえる家なら問題ありません。

生徒集め

これが一番の心配事ですね。

実際のところ表に看板出してるくらいでは生徒さんは集まらないでしょう。よく口コミが広がって・・・という話を聞きますが、私の経験上「〇〇君の紹介できました」という子は極まれです。

こればかりはぼーっとしていてもダメでして、ある程度お金を使った方がいいでしょう。

私はgoogleに広告を出しています。SNSで一生懸命記事を出したりもしましたが、一番強いのは有料の広告だと思います。

SNS戦略で成功している(と言ってる)人もいますので、生徒集め戦略は研究してみてください。

儲かりますか?

簡単には儲かりません。でもポテンシャルは無限です。

もしかすると今の仕事がストレスで、大好きな子供に関わる仕事があればいいのになーとこのページに辿り着いた方もいらっしゃるかと思いますが、その仕事はまだ辞めないで子供教室は土曜の副業として始めることを勧めます。

収入の問題が第一ですが、それ以外に子供教室は週末と相性がいいという理由があります。

平日:近所の子しか来られない、放課後1クラスか2クラスしかできない

休日:保護者が同伴できるので、遠方の子も来られる、小さいも来られる、朝から4〜5クラスできる

土曜、日曜の収入が、うまくいけば今の仕事の収入を上回ります。その目処がたってから今の仕事を辞めて平日も教室を開くといいでしょう。

幸運を祈る

ここまでで「なんか自宅教室面白そうかも」と思っていただけましたでしょうか。

もしもっと知りたい事がああればコメント欄に書いてください。私のできる範囲でお答えします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA